地上デジタル放送に対応した設備が整っているかどうかが、お部屋選びの重要なポイントになりつつあります。実際に地上デジタル放送アンテナを設置している物件は、入居者獲得に成功しているケースが増えてきているようです。

2011年7月24日にはアナログ放送が終了し、地上デジタル放送に完全移行されます。完全移行の日が近づくにつれて工事が集中し、工事日程の調整が困難になったり、工事金額の跳ね上がりも予想されます。

地上デジタル放送に完全移行した後は、対応工事が完了するまでテレビが視聴できなくなる可能性もあります。日時に余裕がある今がチャンスです。早めの設備工事を行えば、これからの入居者だけでなく、すでに入居されている方の満足度向上にも繋がります。

地上デジタル放送に対応したテレビのほとんどには、BS/CSデジタル放送のチューナーが搭載されています。今後は、地上デジタル放送だけでなく、BS/CSデジタル放送まで視聴できる物件が求められると予想されます。

お部屋をお探しの方が、2つの「地上デジタル放送が見られる物件」を比較した場合、地上デジタル放送だけでなくどうせならBS/CSデジタル放送も視聴できる物件の方を選択するでしょう。しかし、お部屋によってはベランダの向きが合わない等の問題で、BS/CS放送用のアンテナを設置するのが難しい場合もあります。

また、1つの建物にパラボラアンテナがあちこちについているよりも、屋上に1つにまとめて共同アンテナを設置した方が、建物の美観も保つことができます。

地上デジタル放送はもちろんですが、このタイミングでBS/CSデジタル放送設備もこの機会に設置することをおすすめいたします。

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